東海道徒歩の旅
● 要約版・1
武蔵国~相模国(東京都・神奈川県)
(→は次の宿場への距離。1里=約4km。1町=約100m)
日本橋
→2里
1999年9月18日
、重要文化財に指定された日本橋からスタート。この年閉店した東急日本橋店跡を過ぎて銀座へ。再開発中の汐留駅跡(写真)付近から第一京浜国道を進む。
第1宿
品川宿
→2里半
品川は、宿場らしくお寺が多い(写真は品川寺のお地蔵さん)。いったん帰って2回目は
1999年9月23日
。鈴が森の処刑場跡や蒲田の梅屋敷跡を見ながら、第一京浜をひたすら歩く。
第2宿
川崎宿
→2里半
多摩川にかかる六郷橋(写真)を渡ると川崎宿。名物・奈良茶飯は今はない。八町(800m)続く一本道・八丁畷から生麦事件の起こった生麦へと向かう。
第3宿
神奈川宿
→1里9町
「神奈川」と「横浜」の立場はいつの間にか逆転。歌川広重の浮世絵では見渡す限り海が広がっていた神奈川宿も、今ではすっかり町の中(写真)。
第4宿
保土ヶ谷宿
→2里9町
道に迷いながらも2回目の終点・保土ヶ谷宿に到着。3回目は
1999年9月25日
。箱根駅伝で有名な権太坂(写真)を登って武蔵国と相模国の国境にある境木地蔵尊へ。
第5宿
戸塚宿
→2里
戸塚宿は『膝栗毛』の弥次さん・北さんをはじめ、江戸時代の旅人の多くが最初の宿をとった宿場。この先、交通量の多い道が続くが、松並木が旧街道らしさを演出してくれる(写真)。
第6宿
藤沢宿
→3里半
藤沢にある遊行寺(写真)は広重も描いた。源義経の首を洗ったという首洗いの井戸はなにやらおどろおどろしげ。4回目の
1999年10月11日
はここ藤沢から歩き始める。
第7宿
平塚宿
→27町
茅ヶ崎は東海道で2箇所しかない「左富士」の地。源頼朝が落馬した相模川の橋脚といわれる物体もある。平塚宿からはサラダボウルを伏せたような高麗山が見えている(写真)。
第8宿
大磯宿
→4里
大磯は西行法師の和歌で知られる「しぎたつ沢」のあった場所(写真は鴫立庵)。初めて海岸に出る。21世紀になって
2001年3月10日
に5回目。伊藤博文、吉田茂の邸宅も大磯に。
第9宿
小田原宿
→4里8町
酒匂川を渡ると(写真)、城下町・小田原。小田原名物のういろうとは?? 箱根へ向かう山道で○○と遭遇してびっくりする。箱根湯本で温泉につかって帰宅。
第10宿
箱根宿
→3里28町
6回目は
2001年4月29日
。石畳の箱根路はまさしく天下の険。寄木細工で有名な畑宿を過ぎ、甘酒茶屋で一息つくと、その先には箱根の関所が待ち構えていた(写真)。
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