YAGOPIN雑録

東海道徒歩の旅

OBP

● 要約版・7

伏見・大坂街道

(→は次の宿場への距離。1里=約4km。1町=約100m)

髭茶屋追分  →大津宿から4里8町
2003年8月10日、大津宿の先、山科近くの髭茶屋追分から京都へ向かう東海道と分かれて歩き出す。小野小町ゆかりの隨心院(写真)や勧修寺などの古刹をめぐる。
第54宿
伏見宿
  →1里14町
かつての伏見桃山城跡は明治天皇の桃山御陵(写真)になった。伏見は宇治川に面し、京都の外港として発展した町。2003年9月22日からは宇治川・淀川沿いに歩き始める。
第55宿
淀宿
  →3里12町
木津川・宇治川・桂川の山城三川が合流する付近にある淀。淀城(写真)は、かつて水車で水を引き入れ、水の上に浮かぶ城のようになっていた。
第56宿
枚方宿
  →3里
2003年10月19日。枚方は大阪のベッドタウンだが、宿場町の面影も残る(写真は鍵屋資料館)。淀川を上下する船にゴボウ汁などを売る「くらわんか船」も有名だった。
第57宿
守口宿
  →2里
枚方以南の街道は秀吉が淀川左岸に築いた文禄堤の上を通っており、途中の守口宿も文禄堤の上に造られていた(写真)。
高麗橋
JR京橋駅前から大阪ビジネスパーク(写真)近くを通ると、大坂城京橋口に着く。さらに大阪の都心にある高麗橋まで歩くと、ここが東海道の終点である。
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