YAGOPIN雑録

東海道徒歩の旅

関宿

● 要約版・5

伊勢国(三重県)

(→は次の宿場への距離。1里=約4km。1町=約100m)

第42宿 桑名宿  →3里8町
21回目の2002年9月22日。埋立てが進んで宮から桑名への船便はないため、代わりにバスに乗る。桑名では渡し場(写真)近くで名物の焼き蛤に舌鼓。
第43宿 四日市宿 →2里27町
2002年12月23日(22回目)。四日市宿の先・日永の追分(写真)で伊勢街道が分岐する。伊勢神宮へ詣でる弥次さん北さんとはここでお別れ。
第44宿 石薬師宿 →25町
ヤマトタケルノミコトが杖をつきつつ登った杖衝坂を越えて石薬師宿へ。古刹・石薬師寺(写真)は、弘法大師が巨石に爪で刻んだという薬師如来を安置する(秘仏)。
第45宿 庄野宿 →2里
石薬師宿と庄野宿の間は近い。突然の雨に道を急ぐ旅人を描いた広重の絵の場所は、大型トラックが急ぐ国道に変貌していた(写真)。
第46宿 亀山宿 →1里半
2003年1月12日(23回目)。「亀山に過ぎたるものの二つあり 伊勢屋蘇鉄に京口御門」とうたわれた亀山城京口門は今はないが、多門櫓が今も高台にそびえている(写真)。
第47宿 関宿 →1里24町
のどかな太岡寺畷を進むと関宿に着く。行基創建の地蔵院、かつての旅籠・玉屋、銘菓「関の戸」の深川屋など、関は東海道中、昔の宿場の雰囲気をもっともよく伝える。(写真)
第48宿 坂下宿 →2里半
鈴鹿峠越えをひかえる宿場町として賑わった坂下宿も、今は山あいの一集落となっている(写真は梅屋本陣跡)。この先は心細い峠道となる。
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