YAGOPIN雑録

日々のできごと・思うこと

若草山の山焼き

● 2004年10月~12月



ゆきんこさん、こんにちは。  YAGOPIN  2004/12/29 16:33

 伊能忠敬は1811(文化8)年3月、九州測量の帰りに名古屋から現在の名鉄豊田線沿いに挙母に至り、猿投神社に参拝したりしながら、岡崎を経由して足助方面へと去っていったようです。天測を行ったことを示す☆印が挙母城下町についているので、宿泊したのかもしれませんね。

 ☆印がついているのは現在の地図で言えば加茂病院付近のようであり、そこから御殿坂を登って上挙母の城下町を測量したのでしょう。水戸黄門は実際には諸国漫遊していませんが、伊能忠敬は実際、ちゃんと豊田まで来ているわけですから、すごいですよね。


ありがとうございます  ゆきんこ  2004/12/27 15:04

挙母(ころも、と打って変換されないのがなんとなく悲しい)の地図、ありがとうございます。あのへんかなぁ、このへんかなぁ、と目をこらしてみました。伊能忠敬一行が、この辺もちゃんと歩き、測量をしていたかと思うと、なんだか嬉しくなりました。近くを通る楽しみが増えたような気がします。


伊能図(2)  YAGOPIN  2004/12/25 23:55

 〒長さん、ゆきんこさん、こんばんは。

 2001年の大図大量発見以来、けっこうあちこちで伊能図展が開かれているようですね。発見された伊能図は電子化されていて、国土地理院がデータを保有しているそうなので、きっとまだまだ地図上を歩けるチャンスがあると思いますよ。なぜか写真を撮っていたので、岡山周辺と挙母(豊田)周辺の大図を載せておきます。どちらも城下町なので、お城の絵入りです。挙母の方には、私が以前、住んでいた町が「村」として載っていて、ちょっとうれしく思いました。

岡山周辺(大図)
岡山周辺(大図)
挙母周辺(大図)
挙母周辺(大図)

 ところで、本日、世界あくせく紀行・サンフランシスコ編の続きとして「サイクリングと大リーグ」をアップしました。サンフランシスコ編も残りあと1ページ。年内に書き上がるかな。。。


地図  ゆきんこ  2004/12/24 22:07

新しくなった徳川園でこの間、伊能忠敬の地図に関する企画展がありました。ちょっと、用事があって見に行くことができなかったのですが・・・見に行きたかったなぁ。

地図の上を歩ける、ってすてきな企画ですね。足元を見下ろすと、そこには地図が・・・いいなぁ


Re:伊能図  井上〒長  2004/12/24 12:39

あらら,日大文理学部の展示では日本全国の大図の上を歩くことが出来たんですか…….行けば良かったです(^^;;).

10月30日にナゴヤドームで展示してあったときは,全国の大図が展示はしてあったのですが,歩ける範囲が箱根~大坂くらいだったんですわ…….是非地元の岡山の上を歩いてみたかったもんです(笑).


伊能図  YAGOPIN  2004/12/23 23:37

 今日まで日本大学文理学部で『伊能忠敬の日本図展』が開催されている。地図好きの私としては、これはぜひとも見に行かねばならない。

 伊能忠敬は49歳で商家を隠居した後、幕府天文方の高橋至時に師事し、56歳から70歳まで日本全国、北海道の西別から屋久島までを歩いて測量した。完成した地図は、縮尺36,000分の1の大図214枚と、大図の縮小版である中図8枚、小図3枚の計225枚があったが、幕府に提出された正本は1873(明治6)年の皇居の火災で焼失し、代わりに伊能家から献上された副本も関東大震災で失われたとされている。伊能図は大名などからの副本製作要望が多く、特に手ごろな大きさの中図は比較的多くの副本が残されたが、大きすぎる大図はあまり副本が作られず、現存するのは214枚中60枚ほどしかなかった。ところが、2001年にアメリカで207枚、すなわちほとんどの大図副本が発見され、今回は中図、小図に加え、大図副本のコピーが講堂いっぱいに並べられることになった。しかもビニールが敷かれており、地図の上を歩くことも出来る。

 伊能図は、間縄、鉄鎖を用いた実測の上、目標物の方角の確認(交会法)や天文測量で誤差を補正しているため、全体的な違和感がなく、当時としては驚異的な精度だった。地図上、赤い線が引いてあるところが「測線」で伊能忠敬一行が測量を行った場所である。海岸線を徹底的に実測することが最大の目的だったようで、北海道の北部や離島などを除いて日本中のほとんどの海岸線を伊能忠敬は歩いていることになる。一方、内陸部は情報が薄く、特に東日本は目的地へ往復する際に街道沿いの測量が行われている程度である。そのため、江戸時代にはあまり実用性がなく、伊能図の成果が本当に発揮されたのは、明治時代の200,000分の1輯製図作成のときだったという。

講堂の床に敷かれた大図
講堂の床に敷かれた大図
関東地方(中図)。伊豆諸島は弟子が測量した。
関東地方(中図)。伊豆
諸島は弟子が測量した。
北海道(中図)。北部は間宮林蔵が測量。実測でない知床半島は形がおかしい。
北海道(中図)。北部は
間宮林蔵が測量。実測でない
知床半島は形がおかしい。
九州はかなり詳細(中図)
九州はかなり詳細(中図)

 高い山や城、寺社などには絵が入れられているところもあり、浅間山や鳥海山は当時噴火していたのか、煙を吐く絵になっている。宿場町、寺社、港などは地図記号で表されているところもあるが、現代の記号とはかなり異なっている。埋立て前の横浜、干拓前の八郎潟、まだ島だった桜島、たくさんに枝分かれして流れる淀川など、現代とは地形がまるで違う箇所があるのも興味深い。当時の村の名前も記載されているが、作業に非協力的だった金沢藩では一部地名の記載がないところもある。

 1時間以上にわたって地図に見入ってしまった。確かに大変な苦労はあっただろうと思うが、地道な作業を続けていくことにより、だんだん地図ができていく達成感は何ものにもかえがたいものがあったのではないだろうか。当初は伊能忠敬個人の事業であったが、途中からは幕府が全額を負担することになり、通過する村々も全面的に協力を義務付けられていたため、そういった面で作業に障害が出る心配もなかった。また、全国津々浦々をめぐる中で、行く先々では有名寺社に参詣したり、御所を参観したりもしており、当時の人々にとってみれば夢のような旅ができたとも言える。弟子の病死や不祥事などいくつかの辛い事件もあったようだが、全般的には伊能忠敬も楽しんで全国を歩いていたのではないだろうか。そうでなければ延べ30,000km、3,000日以上に及ぶ測量はできなかっただろう。講堂一面に並べられた大図の上で、そう思った。

桜島が島になっている(中図)。
桜島が島になっている(中図)。
名古屋周辺(大図)。名古屋城が描かれている。
名古屋周辺(大図)。
名古屋城が描かれている。

誕生日  YAGOPIN  2004/12/18 19:53

 また表紙のページのデザインを変更しました。このサイトでは基本的にカウンタの過剰回転を防ぐ目的で表紙と目次のページを分けているのですが、どうも表紙のページのいいアイデアが思い浮かびません。


更新情報  YAGOPIN  2004/12/16 00:27

 今まで目次に書き込んでいた更新情報についても、こちらに載せることにいたしました。で、今回の更新は、世界あくせく紀行・サンフランシスコ編の続編として、ヨセミテ国立公園のバスツアーの話です(こちら)。また、合わせて、従来「日々のできごと・思うこと」の項目としていた「管理者略歴」を「インフォメーション」に移しました。


迷惑メール  YAGOPIN  2004/12/11 01:13

 先ほど帰宅してメールソフトを開いたら迷惑メールが7通、ウイルスと思われるファイルの付いた英語の題名のメールがなんと36通も入っていた。このごろこの手のメールが多いので、それらしい題名のものは自動的に排除するように設定してあるのだが、それでもこの多さである。

 しかも、ひどいことに、最近は送信者が私自身となっているウイルスメールまである。そうしたメールが来るたびに慌ててウイルスチェックをかけるのだが、昔、一度ウイルスにかかって以来、いちおうのウイルス対策はしているので、これはどうも他人の名を騙る「偽装メール」というもののようだ。

 …とかなんとか書いている間にさらに2通のウイルスメールがメールボックスには届いている。まことに腹立たしい限りである。


食あたり  YAGOPIN  2004/12/09 20:55

 昨日は朝から吐いたり下したりで、腹痛発熱倦怠感と、寝ていても辛い状態だったので、会社も休んでしまいました。今日は多少楽になったので、会社に行く前に近くの医者に寄ると、お医者さんは開口一番

「昨日か一昨日、外食されませんでした?」
私「・・・それって、食あたりってことですか?」

 なんでも上に書いた症状は、カキなどに含まれるウイルスによるものとぴったり同じだそうです。カキは食べていないのですが、思い当たる節がないわけでもないので、このウイルスなら3日程度で治ります、と言われてとりあえず一安心した次第です。


ゆきんこさん、こんにちは。  YAGOPIN  2004/11/28 11:13

 ディズニーシー、確かに人は多かったのですが、まぁあんなもんかな、という感じですね。ファストパスがあるので、最低限のアトラクションは乗れますし。ただブラヴィッシーモなんかのショーはやっぱり人の頭の上からちょっと見えただけでした。

 富士山はやはり冬場がきれいですね。私は、東海道をずっと歩いたのに、夏場に歩いてしまったので、富士山が見えたのは、茅ヶ崎と沼津と浜名湖のわずか3箇所でした。


クリスマスバージョンですね  ゆきんこ  2004/11/23 19:49

こんばんわ。

今のディズニーシーはクリスマスになっていますね。去年、行きましたよ!ミッキーとミニーがスケートをしていました。雰囲気が出ていていい時期だと思われます。ただ、人が多いのが難点ですが。シーよりランドの方がすごい人、とは聞いていますが、混んではいませんでしたか?まだ11月だからすいているのかなぁ。

私は、友達のおうち・静岡の沼津に行ってきました。富士山がとてもきれいに見れて嬉しかったです。青い空に雪をかぶった富士山と色づいた山々がきれいです。
おおきなエビフライも食べれたし、干物も買えたし。ご満悦で帰ってきました。


東京ディズニーシー  YAGOPIN  2004/11/21 12:31

 昨日、初めて東京ディズニーシーに行ってきた。

 園内は7つのテーマポートに分かれていて、それぞれ、南ヨーロッパの港町、20世紀初頭のアメリカ、1930年代の中南米への探検、アラビアンナイト、ジューヌ=ヴェルヌのSF小説、といったようにわりに歴史的なものをテーマにした世界が形作られている。ヴェネツィアなどをモチーフにしたらしい南ヨーロッパのエリアもいい雰囲気だが、コロンブスと思われる立像の向こうにあるアメリカのエリアがまた秀逸で、ミュージカルが見られる劇場のすぐ先ではクラシックな高架鉄道がきしみながら通り過ぎ、港に停泊する豪華客船S.S.コロンビア号の船内にはセオドア=ローズヴェルトの名を冠したレストラン、とまさに旅好き、歴史好きの私のツボを押さえた造りになっている。

 アトラクションのファストパス(整理券のようなもの)を取りに行ったり、ショーの開始時刻に合わせて動いたり、と園内を駆け回っていて、なかなか隅々まで見ることができなかったので、また機会があったらゆっくりと見て回りたいところである。

プロメテウス火山をバックにゴンドラが行く。
プロメテウス火山をバックに
ゴンドラが行く。
ガレオン船には双頭の鷲の旗がはためく。
ガレオン船には
双頭の鷲の旗がはためく。
S.S.コロンビア号前のショー
S.S.コロンビア号前のショー
高架鉄道がアメリカの街並みを走る。
高架鉄道がアメリカの街並みを走る。
ブロードウェイの劇場
ブロードウェイの劇場
クリスマスツリーとS.S.コロンビア号
クリスマスツリーとS.S.コロンビア号

東北旅行  YAGOPIN  2004/11/13 20:44

 先週末は東北の方を回ってきました。

 6日は八戸からJRと三陸鉄道を使って海岸沿いを南下します。どうせがらがらだろうと思っていたのですが、車内は観光客でいっぱい。なんでもローカル線でめぐる北東北の旅だかなんだかという東京のツアー客の皆さんということでした。宮古で途中下車してウニ・カニ・イクラの乗った丼を食べ、さらに南下して釜石へ。以前釜石を訪れたときには屋根つきの橋がそのまま市場になっている「橋上市場」があったのですが、今は橋の架け替え中で橋上市場は駅前に移転していました。翌日は気仙沼を経由して平泉に向かいます。

三陸海岸・熊の鼻にて
三陸海岸・熊の鼻にて
北の祭り丼(1,800円也)
北の祭り丼(1,800円也)

 平泉へやってきたのは20年ぶりのことでした。平安末期に奥州藤原氏が栄華を誇った地であり、世界遺産候補地ともなっているそうです。藤原基衡が万宝を尽くして建立したという毛越寺(もうつうじ)の伽藍は、今は完全に失われていますが、大泉ヶ池を中心とする庭園が残っており、ちょうど美しい紅葉が池を彩っています。東北の名産・ずんだ餅など餅づくしの昼食の後、腹ごなしに30分ほど歩いて中尊寺。中尊寺は高台の上に位置しているため、その参道からは、前九年の役などで戦場となり、松尾芭蕉が「夏草やつはものどもが夢の跡」と詠んだ衣川の古戦場が見渡せます。

毛越寺・大泉ヶ池
毛越寺・大泉ヶ池
毛越寺の紅葉
毛越寺の紅葉

 同じく芭蕉が「五月雨の降りのこしてや光堂」と詠んだ中尊寺金色堂は、創建当初は風雨にさらされており、芭蕉の頃は鞘堂と呼ばれる別のお堂の中に入っていたのですが、現在ではコンクリートの建物の中にあります。1124(天治元)年に建てられた金色堂は、その名のとおり金箔が壁全体に貼られ、柱という柱には螺鈿の細工が施されて、まばゆく輝きを放っています。堂の内部には阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩、六地蔵など金色の仏像が並ぶ須弥壇が3つあり、それぞれ、藤原清衡、基衡、そして源義経をかくまった藤原秀衡の遺体が葬られているといいます。秀衡の遺言にそむいて義経を自害させ、鎌倉幕府に攻め滅ぼされた藤原泰衡の首級も、秀衡の遺体とともに納められているそうです。

金色堂の納められている建物(金色堂は撮影禁止)
金色堂の納められている建物
(金色堂は撮影禁止)
厳美渓
厳美渓

 もう少し紅葉を見ようと名勝・厳美渓に立ち寄った後、仙台まで戻ってきます。伊達政宗が築いた青葉城(仙台城)の跡から仙台市街を一望し、やはり政宗が青葉城の鬼門除けに遷宮した大崎八幡宮に参詣します。国宝の大崎八幡宮社殿は5年をかけた修理工事が完成したばかりで、本殿・拝殿の特別公開が行われていました。鏡のような漆黒の漆に金や胡粉(貝殻の粉)で化粧された鮮やかな彫刻が映え、内部のふすまや天井にも狩野派の絵師が装飾を行っています。神社という宗教性からはやや離れた感じがしないでもないのですが、伊達氏の力の下、戦乱の世に鬱積した芸術家の創作欲が一気に花開いたとでもいうべきでしょうか。まさに桃山文化の粋が集められたという感じです。

 中尊寺金色堂と大崎八幡宮、今回は東北の国宝建築物の絶品を堪能する旅となりました。

青葉城跡から仙台を見下ろす政宗像
青葉城跡から仙台を見下ろす政宗像
大崎八幡宮社殿
大崎八幡宮社殿

挙母祭り  YAGOPIN  2004/11/13 17:31

 ゆきんこさん、こんばんは。

 挙母祭りは10月ですので、「今月の写真」と言いながら、1ヶ月遅れの掲載になってしまいました。以前豊田に住んでいたころ、1度だけ見に行ったときの写真です。豊田市の2つの祭り、夏のおいでんまつりは現代的な祭りですけど、挙母祭りは山車も江戸時代からのもので、かつての挙母藩2万石の城下町(挙母八町)の名残が感じられます。こちらに書いたとおり、挙母八町は上挙母と下町に分かれてしまったため、昔は祭りを通じて町が一体化していたのかもしれません。

 1959(昭和34)年に挙母(ころも)市から豊田市に名前が変わったため、「挙母」の名も、今は祭りと神社のほか、町名や駅名くらいにしか残っていなくて、ちょっと寂しいところですね。読みにくい地名なので仕方ないのかもしれませんが…。

挙母祭りの山車(愛知県豊田市)

今月の写真  ゆきんこ  2004/11/07 00:26

今月の写真は挙母まつりですね!私は「おいでんまつり」よりこっちのお祭りの方が好きだなぁ。おいでんまつりの「花火」は好きだけれど。


大阪名物  YAGOPIN  2004/11/04 01:21

 ゆきんこさん、こんばんは。

 私は大阪に住んでても、USJも行かなかったし、夫婦善哉も食べなかったなあ。グリコの看板が定期的に入れ替わるのも知りませんでした。USJは、昔行ったハリウッドのユニヴァーサルスタジオとアトラクションを比べてみたかったですね。


大阪に行ってきました!  ゆきんこ  2004/10/31 22:07

大阪に行ってきました。USJはあいにくの雨でしたが、そのせいか、人も少なめで、ゆったりとごはんも食べて、乗って・・・建物ひとつひとつが映画のシーンに使われていたものを模しているらしい、ことをしり、実は凝っているんだ、ということをしりました。

翌日は結局、道頓堀へ行きました。グリコ看板も見て(前行った時は、4代目から5代目へ代えるときだったのでいなかった)、夫婦ぜんざいを食べ、お好み焼きを食べ、たこ焼きを食べ、グランド花月の辺りをふらふらして帰ってきました。


紅葉  YAGOPIN  2004/10/30 10:41

 去年は、京都の紅葉は遅めでしたね。いまJRのコマーシャルで清水寺の紅葉が映っていて、また今年も行こうかな、という気にさせてくれます。ちなみに北海道は既に秋の盛りといった感じの景色でしたよ。

 私は大阪には2年いましたけど、飲んでばっかりで、あんまり大阪らしいものは食べませんでしたね。せっかくの食い倒れの町なのに。。。


こんにちは  ゆきんこ  2004/10/26 21:15

最近のニュースを見ていると、どこで何が起こるかわかりませんね。当たり前と言えば当たり前ですが、あまりに平和な状況に慣れすぎていると・・・気持ちを引き締めておかなければ、と思ってしまいます。

この間、仕事で京都・奈良に行ってきました。時間に追われ、ばたばたしていましたが、それなりに秋の京都市内・奈良(市内+斑鳩)を満喫してきました。去年、京都に紅葉を見に行ったのですが、今年も少しずつ色づいてきた様子。車窓から見える、塔やらお寺の屋根が私を呼んでいる~・・・と思いながら通過していきます。うううう・・・。

来週は大阪に行きます!とりあえず、お好み焼きを食べることだけは決定(笑)


北海道  YAGOPIN  2004/10/24 19:20

 つい先日、行ったばかりの新潟は、いま地震で大変なことになっているということで心配です。うちの会社の設備も相当な被害を受けているようです。

 さて、この土日は北海道に行っていました。新千歳空港からJRで夕張市へと向かいます。「夕張めろん城」で特産のメロンを使ったワイン(もちろんメロンの味がする。)などを試飲した後、「石炭の歴史村」の中にある石炭博物館へ。炭鉱で30年近く働いたという説明員のおじさんについて炭坑の中へも入ることができます。夕張は、明治時代に石炭の露頭が発見されてから石炭の町として発展を遂げ、最盛期には10万人以上の人が住んでいたそうです。その多くは、炭塵で真っ黒になりながら、爆発や落盤の危険と隣り合わせの炭坑で働く人たちでした。しかし戦後、炭鉱の閉山が相次ぎ、1990(平成2)年には夕張から炭鉱がなくなりました。夕張市の人口は現在約15,000人。炭鉱の跡を生かして観光資源にしようとこの「石炭の歴史村」が造られましたが、天気がよくなかったせいか、観光客の姿もあまり見えないようでした。

 夜はサッポロビール園で生ビールとジンギスカンを堪能し、日曜日はさっぽろテレビ塔の上に上がってきました。札幌の町は1871(明治4)年に造られた大通公園を横軸に、同年に改修された創成川を縦軸として建設されており、その交点近くにあるこのテレビ塔はほぼ座標の0の付近にあります。最近は札幌駅にJRタワーが建って、そちらの方が高くなってしまいましたが、テレビ塔は札幌の町の中心としてまだまだ存在感を示しています。

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石炭博物館・炭坑の出口
石炭の露頭(黒い部分が石炭層)
石炭の露頭(黒い部分が石炭層)
テレビ塔から見た大通公園
テレビ塔から見た大通公園
札幌駅とJRタワー
札幌駅とJRタワー

北陸旅行  YAGOPIN  2004/10/19 02:09

 金曜日まで新潟に行っていたので、そのまま土日に日本海沿いを南下して北陸を旅してきました。

 16日土曜日は富山県の宇奈月温泉から黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗って、黒部川をさかのぼります。このトロッコ列車は、大正時代に黒部川の発電用ダム工事のために建設されたもので、宇奈月を出ると、すぐに宇奈月ダムや新柳河原発電所が見えてきます。対岸にはパイプが延びているのが見えますが、これは黒薙温泉の源泉から宇奈月温泉へと温泉を運ぶパイプ。このパイプの一部が、無断で他人の土地を通過したため、土地の所有者がパイプの撤去を求めたところ、それは権利の濫用に当たるとして訴えが退けられた「宇奈月温泉事件」は民法の教科書に必ず出てくる有名な判決です。

 列車はトンネルと雪除けと鉄橋を繰り返しながら進んでいきますが、朝早いので何しろ寒い。途中の鐘釣駅で降りて鐘釣温泉を目指します。河原の石を少し掘っただけで温泉が湧き出る鐘釣温泉の露天風呂は、ガイドブックで見ると見物の観光客だらけでとても入浴できる状況ではないようですが、始発列車で来たのでなんと貸切状態。お湯も適温で、冷えきった体もすっかり温まりました。

 再び列車に乗って終点の欅平駅で降ります。7月の水害によりあちこち通行止めになっていましたが、あたりを散策しながら人喰岩や黒部川第三発電所、黒部川の清流などを眺めます。この先さらに黒部川をさかのぼれば、中島みゆきが紅白歌合戦で「地上の星」を歌った黒部川第四発電所、さらにその先には黒部ダムがあるのですが、ここから先は本格的な登山ルートになってしまうので、トロッコ列車で宇奈月まで戻ります。黒部峡谷は加賀藩時代は立入りすら許されなかった秘境中の秘境。発電所の建設は関西電力の社運をかけた難事業だったことが、宇奈月にある黒部川電気記念館で学べます。宇奈月の足湯につかってから特急うなづき号で富山へ。

鉄橋を渡るトロッコ列車
鉄橋を渡るトロッコ列車
鐘釣温泉の露天風呂
鐘釣温泉の露天風呂(右下)
黒部峡谷
黒部峡谷
宇奈月温泉駅前の温泉噴水
宇奈月温泉駅前の温泉噴水

 富山に着き、名産の白エビを使った丼を食べてから富山城址公園に向かいますが、天守閣を模した郷土資料館は工事のため閉館中。仕方なくぶらぶらと市内を歩いていると「越中反魂丹」の店を見つけました。反魂丹は江戸時代から伝わる胃腸薬。江戸城中で腹痛を起こした大名に富山藩主の前田正甫がこの反魂丹を与えたところ、たちどころに回復したことから、富山の薬が全国に知られるようになったという伝説があります。10回分1,575円と少々値が張りますが、二日酔いにも効くらしいので買い求めます。

反魂丹本舗
反魂丹本舗
越中反魂丹
越中反魂丹

 その晩は金沢の友人と飲んで、翌日はその友人と能登半島へと向かいます。日本海沿いに走る能登有料道路を進み、朝鮮半島の金剛海岸になぞらえたという能登金剛へ。そびえたつ鷹の巣岩、波の浸食によって開けられた巌門、千畳敷岩などの奇岩を眺め、少し北にある「世界一長いベンチ(延長460m)」を見に行ってから金沢、そして東京へと戻りました。

金沢城公園に再建された五十間長屋
金沢城公園に再建された
五十間長屋
鷹の巣岩
鷹の巣岩
千畳敷岩
千畳敷岩
世界一長いベンチ
世界一長いベンチ

大阪のみどころ  YAGOPIN  2004/10/11 00:51

 ごく一部のリニューアルとは言え、120ページほどあるので、修正作業に2日かかってしまいました。

 さて、ゆきんこさん、こんばんは。土曜日は飲み会をキャンセルして家に閉じこもっていたので、特に被害はありませんでしたが、交通機関など相当乱れていたようですね。

 大阪の観光地ですが、大阪らしいところと言えば、道頓堀周辺で、上方演芸資料館「ワッハ大阪」とか、法善寺のあたりとか。少し時間をかけるなら海遊館に行ってもいいかもしれません。海遊館近くの天保山までは、USJ近くの桜島から市営の渡船が出ているはずです。なお、天保山は日本一低い山ですので、眺めは期待できません(笑)。市内を眺望できる場所としては、梅田周辺の新梅田スカイビル(空中庭園)やHEP NAVIOの観覧車、ミナミでは定番の通天閣。大川の水上バス「アクアライナー」に乗るという手もありますし、少し郊外になりますが、万博公園の「太陽の塔」も一見の価値があると思います(中には入れないのでほんとに見るだけです。)。渋めの場所としては四天王寺やその周辺の寺町を散策したり、大阪城近くの大阪歴史博物館や緒方洪庵の「適塾(現物が残っています。)」を見学したり、などぱっと思い当たる場所(というか私が行ったことのある場所)としてはそのくらいでしょうか。どういった場所に行きたいか、ということにもよるのでしょうけど。。。


リニューアルおめでとうございます  ゆきんこ  2004/10/10 11:50

それとも、おつかれさま、なのでしょうか。関東地方台風直撃、大丈夫でしたか?

さて、さっそく質問ですが(笑)今度、友人と大阪に行くことになりました。ひょんなことから、USJに行くんですが、一泊することになり、次の日をどうしようかなぁ、と考えています。ガイドブックやインターネットではショッピング&グルメ情報はたくさん載っているんですけど・・・大阪城や道頓堀は行ったし・・・ということで、どこかお勧めの場所や地区はありませんか?


URL変更のおしらせ  YAGOPIN  2004/10/09 14:42

 geocitiesの統合に伴い、URLも変更になりました。新しいURLはhttp://www.geocities.jp/yagopinzatsuroku/ですので、ブックマークやリンクはこちらにお願いします(従来のURLも当面は使用できます。)。

 URL変更に伴い、デザインも一部変更することにしました。すべてのページの変更が完了するまで、画像がうまく表示されなかったり、リンクがつながらなかったりする場合があるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。


新しい掲示板に移行しました。  YAGOPIN  2004/10/02 11:28

 旧geocitiesの掲示板もまだ使えるようですが、おそらく5日以降は書きこみできなくなるはずですので、新しい掲示板に移行しました。あまりかわりばえしませんが、題名を入れるようになったことと、ゲストの方も削除を行えるようになったことが変更点です。

 さて、ゆきんこさん、こんにちは。

 夜の飛鳥ですか! たぶん京都の清水寺あたりでも似たようなイベントを開催していると思うのですが、飛鳥は町の中でないだけに他にはない幻想的な雰囲気になりそうですね。しかし飛鳥駅から飛鳥の中心部までは確か何もないところだったはずなので、真っ暗になってはちょっと危ないような気もします。ペンライトを持っていてよかったですね。

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