YAGOPIN雑録

日々のできごと・思うこと

ライプツィヒ市庁舎

● 2005年7月~9月



つくばから筑波へ(続き)。  YAGOPIN  2005/09/19 22:34

 〒長さん、こんばんは。

 つくばバスセンター発筑波山行きの「会員制」バス、いちおう時刻表があるのですが、実際はピストン輸送で、途中停車もなく、予定よりかなり早く筑波山に着くことができました。つくばバスセンターからだと筑波駅(「つくば駅」でなく(笑)。)乗り換えになってしまう定期便よりはよっぽど便利でした。

 連接バスは、それこそ私はつくばで乗りました。科学万博のときに。つくばはバスに関しては先進地(実験地?)なのかもしれませんね。しかしつくばエクスプレスができてしまったので、メガライナーの活躍の機会は減ってしまうかもしれません。私が乗った便も乗客は10人ほどで、むしろ満席の東海道昼特急に使ったほうがよいんじゃないかと思ったくらいでした。

 さて、先ほどは写真を載せられなかったので、改めて写真を掲載します。

メガライナー
メガライナー
弁慶七戻り
弁慶七戻り
男体山から見た女体山
男体山から見た女体山
山頂付近はトンボだらけ。
山頂付近はトンボだらけ。

会員制バス  井上〒長  2005/09/19 21:04

多分,路線バスとしてではなくて,観光バス(会員制バス)として運行したのでしょうね.

路線バスにするとあらかじめ申請した道しか走行できませんし,客がいないから走行中止というわけにも行きませんから.

メガライナーは一度乗りたいのですが,まだ乗ってません.一応毎日全長18mのバスに乗ってますが,10mと8mの間に蛇腹のある連接バスなのでそんなに長くは感じないのが残念です(^^;;)


つくばから筑波へ。  YAGOPIN  2005/09/19 18:06

 三連休にどこも行かないのもどうかと思ったので、今日は早起きして東京駅に向かった。八重洲南口にある高速バス乗り場に行くと、今日の最初のお目当て・日本最長の高速バス「メガライナー」がやってくる。何が日本最長かというと、そのボディーの長さで、全長は通常の高速バスより3m長い15m。小型の電車並みの大きさがあり(地下鉄銀座線は1両16m)、運行に特別の許可が要るため、日本では東京-つくば線でしか走っていない。ドイツのネオプラン社製で4軸の2階建てバスになっている。

 2階に乗り込むと、周囲の車がおもちゃのようだ。ハイデッカーバスでさえ見下ろしてしまう。標識や陸橋をぎりぎりで通り抜けながら、バスは日本橋を渡って首都高速に入り、隅田川の橋梁群をヘリコプターからの映像のように見ながら北上する。三郷ジャンクションから常磐自動車道に入り、桜土浦インターチェンジで降りると、東京駅から1時間ちょっとでバスは、つくばバスセンターに到着した。

 つくばバスセンターで乗り継いだバスは、9月中の休日限定運行の臨時バスで、なぜか乗車券には「会員券」とあり、運賃も「会費」と書いてある。「一般の方もご乗車いただけます。」と書かれており、運行会社も車両もまったく普通のバスなので、何か法令の裏ワザを使って運行しているように見える。バスはつくば研究学園都市を通り抜け、つくば郊外へと走っていく。2つの峰がある山が近づいてきた。バスはその山の裾を少し駆け上がり、大きな鳥居の前で止まった。筑波山に着いた。

 関東平野にそびえる筑波山は、イザナギノミコトとイザナミノミコトの男女神をまつる山岳信仰の山として知られている。2つの峰の東側がイザナミノミコトをまつる女体山、西側がイザナギノミコトをまつる男体山で、山全体が筑波山神社となっている。ふもとにある拝殿にお参りした後、山を登り始めたが、いきなり道に迷ってしまい、すべる赤土の山道に往生する。なんとか通常の登山道に戻ったものの、何しろ暑くて風一つなく、日ごろの運動不足もたたってか、かなりつらい登山になった。筑波山の高さは870mほどで3kmほどの道のりだが、休み休み登っていくのでとても長く感じる。頂上近くなると比較的平坦になり、「弁慶七戻り」などの奇岩が多くなる。「弁慶七戻り」は、弁慶でさえ進むことを七度ためらったという、真上から石が落ちてきそうな岩である。ようやく女体山の頂上に着いた。ここからは関東平野が一望できるそうだが、今日は少しもやった感じであまりすっきりと景色が見えないのが残念である。イザナミの社におまいりし、途中、おにぎりを食べてから、30分ほど山道を歩いて男体山に登る。2つの峰の高さは同じくらいで、男体山の方にはイザナギの社がある。帰りはケーブルカーで下まで降りる。降りる前に食べた氷アズキがこの上なくうまかった。

 再びつくばバスセンターに戻り、帰りは先月開通したばかりの首都圏新都市鉄道、通称「つくばエクスプレス」に乗る。真新しい電車はまっすぐ続く高架橋を最高時速130kmで走り抜け、終点の秋葉原まで40分ちょっとで連れ戻してくれた。


ちなみに私は期日前投票でした。  YAGOPIN  2005/09/11 21:12

 戦後「大きな政府」をつくってきた自民党と、それに反発して「小さな政府」を目指そうとする民主党、という流れだと思っていたが、いつのまにか立場が逆転してしまったようだ。今まででは考えられないようなことが起きているわけで、郵政後、そして来年秋以降にはこの流れがどうなっていくのだろうか。


もう秋ですね。  YAGOPIN  2005/09/03 00:33

 帰りがけ、同期と久しぶりに日本酒を飲む。つまみは新秋刀魚の刺身と炙り。これがとっても旨かった。満足、満足。


最近のお気に入り  YAGOPIN  2005/08/28 21:14

 いま私の住んでいる場所は、近所でたいがいのものが手に入るのだが、家電量販店と大型書店ばかりは近くにない。少し大きな買い物ということになると新宿か渋谷へ出なくてはならなかったのだが、新宿も渋谷もなにせ人が多くて、どうにも息が詰まる感じがする。ということでこのごろの私のお気に入りは丸の内近辺。有楽町のそごう跡地にビックカメラが入ったし、東京駅前の国鉄本社跡地にできた丸の内オアゾに大きな丸善ができた。商業的な集積という点では新宿・渋谷や池袋などにはまだかなわないが、このエリアで必要なものが入手できなくても、少し行けば銀座や日本橋に出られる。ビックカメラとオアゾの間に広がる丸の内地区は、このところ再開発が盛んで変わり行く町並みを眺めるのもいいし、東京駅や重要文化財の明治生命館をはじめとする由緒ある建物が散在するのも魅力的である。何より人ごみが少なくて、ちょっとした散歩が楽しめるのがいいと思う。

東京駅は、戦災前の姿に復元する計画がある。
東京駅は、戦災前の姿に
復元する計画がある。
東京駅前の東京中央郵便局
東京駅前の東京中央郵便局
丸の内八重洲ビル。この古風なビルも建て替えが決まっている。
丸の内八重洲ビル。この古風な
ビルも建て替えが決まっている。
工業倶楽部ビル(茶色の建物)は一部保存が実現した。
工業倶楽部ビル(茶色の
建物)は一部保存が実現した。

世界一長いベンチ  YAGOPIN  2005/08/26 01:25

 今月頭の北海道旅行の話のところに、帯広の緑ヶ丘公園(グリーンパーク)にある400mベンチの写真を載せている。これはかつて世界一長いベンチとしてギネスブックにも載ったものなのだが、去年の秋に訪れた能登半島にある長さ460mのベンチ(こちら)に抜かされてしまっている。

 ところがインターネットを見ていたら、2003年の秋から1年間、栃木県鹿沼市に長さ550mのベンチというのが作られて、こちらが世界一になったことがあるそうだ。能登半島、帯広と日本の誇る?二大ベンチを制覇した私としては、このベンチが撤去される前に座っておかなかったことがちょっとだけ悔やまれる。とはいえ、こういう、世界一のベンチを作ろう、とかそういうアイデアは、最初に考えた人がえらいのであって、安直に二匹目のドジョウを狙って、前のものより長いものを作ってしまうというのも、どうかと思うのだが。

 もうひとつ、似たような話で狩勝峠が日本三大車窓の一つというのも、実は線路の付替えが1966(昭和41)年に行われた結果、本来の雄大な車窓風景が失われてしまっているらしい。どうりで三大車窓というわりにはそれほどでもないと思った。ちなみにあと2つは、九州のえびの高原(肥薩線⇒こちら)と長野の善光寺平(篠ノ井線)の眺めとのこと。


KNOPPIX  YAGOPIN  2005/08/21 15:37

 terraリーダー、こんにちは。

 KNOPPIXは、ドイツで開発されたもので、日本では産業技術総合研究所(似た名前のコンサルがありますが、こちらは独立行政法人です。)が無料配布しているようです。私は『動かないWindows 破損したファイル救出の極意』(ナツメ社)という雑誌の付録CDを使いました。

 ハードディスクを用いず、CD-ROMに入ったOSという感じで、動作速度が遅いのが難点ながら、Windowsなしでもファイルにアクセスできるので、まさに今回のようにWindowsが立ち上がらない場合にはぴったりです。データの方は、破損してしまっていたものを除けば、ほとんどは無事救出することができました。あくまで基本はバックアップをとることだと思いますが、こういう方法もあるということで参考になればと幸いです。


背中の痛み  YAGOPIN  2005/08/21 15:11

 先日の北海道くらいから痛み始めていた虫歯を月曜日に削った。座るとも寝るともつかない状態のまま、緊張しながら顔を横に向け続ける、という若干無理のある姿勢で1時間ほど治療したせいか、その日の夕方からなんとなく背中の肩甲骨の内側あたりが痛み出した。

 歯医者でもらった痛み止めが効くかもしれない、と気休めに飲んで寝て起きたら、歯の方はなんともないが、なにしろ背中がますます痛い。ドアを開けようとするとビシッ、椅子にかけようとするとビシッと、なんかしら行動を起こすたびにビシビシ痛みが走る。一番つらいのが物を落としたときで、できる限り背中を曲げないよう、膝と腕だけの動きで床に手を伸ばさなくてはならない。まるで、産業用ロボットの形態模写である。

 しかも悪いことにそんな日に限って、どういうわけか社長室で行われる会議に同席することになっており、重いファイルを持って、立ったりお辞儀したり、という、その日の私にとってはありえないような難行苦行が待ち構えているのであった。

 さすがに周囲が医者に行けとせかすので、急遽タクシーで整形外科へ。レントゲンを撮ったが、医者の所見としては、骨には異常がないので、軟部組織の炎症でしょう、ほっておけば治ると思います、ちなみにレントゲンを見たところ、頚椎の間の空間が広くて、ちょっとやそっとじゃ神経を圧迫しそうにないので、たいへんいいと思います、ということであった。前にも背中の痛みを感じたことがあり、そのときは親が内臓に悪いところがあるのではないか、などと脅されたので、内科にも診てもらうと、そのへんは肺があるだけなので、内臓の異常による痛みではないと思われます、とのこと。結局、痛み止めと湿布だけもらって、帰りは歩いて帰ってきた。

 それから2~3日経って、まだ違和感がないわけではないのものの、とりあえず痛みは落ち着いている。原因が歯医者だというのは、私の勝手な想像だが、ほんとうのところはどうだったのであろうか。しかし、今回の1件で、今まで1日中なにもしていないと思っていた背中が、実にいろいろな場面で動き回っていたことを改めて思い知らされた。


KNOPPIX(クノーピクス)というソフト  terra  2005/08/21 15:10

久しぶりに覗いてみました。PCのOSクラッシュ、私にも経験があります。本当に目の前が真っ暗になります。しかし、そんな便利なソフトがあったとは(驚)私は、PCがいつ飛んでもいいように、主だったデータはプロバイダのサーバや自宅に複数台あるPCにバックアップさせています。でも、これからはKNOPPIX(クノーピクス)というソフトを使いたいと思います。ちなみにそのソフトはどこで入手できるのでしょうか?フリーウェア?シェアウェア?


この週末のできごと。  YAGOPIN  2005/08/16 02:11

 金曜日のお昼前、用があって1つ上のフロアに上がると、注文間違いで弁当の寿司が余ったので、500円でいいですから買ってください、などと大声で売りまわっている白衣のおっさんがいる。執務室内は関係者以外立入禁止のはずなのに、とうさんくさい目で見ていると、それでも安さにつられて何人か買っている人もいたようであった。

 今日月曜になって、総務から注意メールが回ってきて、曰く、勝手にフロアに入ってきて、弁当を売り歩く人がいたようだが、買わないように。寿司で500円なら安いと思って買ったら、中身はかんぴょう巻きとかっぱ巻きと鉄火巻きとたくわん巻きが何本か入っているだけで、まぐろは真っ黒、酢飯は気が抜けて、しょうゆすら入っていない、とのこと。実際、金曜に買った人もまったく同様のものをつかまされたようだ。

 ネットではこの手の商法を「すしすし詐欺」などと紹介していたが、私のすでに風化しかかった法学部時代の知識からするに、詐欺とは人を欺いて財物をせしめることであって、寿司を500円で売るといって実際寿司を売っている以上、この件に関しては詐欺で訴えるのも難しそうだからタチが悪い。

 話変わって、お盆で大阪から弟が帰ってきていることもあり、土曜日に実家に帰ると、どういうわけか玄関先の飾り皿の上にセミの抜け殻が飾ってある。母親がどこぞで拾ってきたものか、とよく見ると、なんとこれ、セミの抜け殻ではなく、セミの殻の中にまだセミが入っている、というか出かかっているものだったのだ。

 母曰く、地面の下から出てきたものの、つかまりどころが悪くて、ちゃんと抜け出せないままに力尽きてしまったものなのだとか。7年間も土の中にいて、ようやく出てこられたのに、なんと不運なやつ。なんとか抜け出そうと必死になったであろう最期の奮闘を思うと、誠にあわれと言うほかない。ということでこの小さな命に合掌。


北海道に行ってきました。  YAGOPIN  2005/08/07 23:35

 所用で札幌に行ったので、ついでに北海道を旅しようと思い、用件が済んでから、時計台の内部を見たり、ラーメンを食べたり、JRタワーの展望台に上がったりした後、苫小牧に移動しました。苫小牧に1泊して、翌朝、JR日高線で日高地方を南下します。日高地方は、競走馬の産地として名高いところで、列車からもまるで牧場の中を走っているように多くの馬を見ることができます。日高のもうひとつの名産の昆布も、浦河あたりで海岸一面に並べて干している風景を見かけました。3時間半ほど列車に揺られ、終点の様似でJRバスに乗り換え。目指すは日高山脈が太平洋へと沈み込む襟裳岬です。襟裳岬は暖流と寒流がぶつかるため海霧が発生しやすいところだそうで、断崖となっている岬から南に続く岩礁が霧の中へと消えていくのが見えます。この岩礁はゼニガタアザラシの生息地として知られる場所ですが、残念ながら満潮が近いので、海の中に隠れてしまっている様子。

日高線の車窓風景(馬)
日高線の車窓風景(馬)
日高線の車窓風景(昆布を干しているところ)
日高線の車窓風景
(昆布を干しているところ)
襟裳岬
襟裳岬
帯広グリーンパーク。左はかつてギネスブックに載った長さ400mのベンチ
帯広グリーンパーク
左はかつてギネスブックに載った
長さ400mのベンチ

 襟裳では「風の館」で風速25mを体験(大きな送風機の前に立つだけなんですが。。)したり、ツブ貝の丼を食べたりしてから、さらに広尾行きのバスに乗り換えます。この襟裳と広尾を結ぶ道路は、海岸べりをトンネルと覆道の連続で進み、大変な建設費がかかったことから「黄金道路」の通称で知られているそうです。広尾のバスターミナルは、1987(昭和62)年に廃止された国鉄広尾線の広尾駅をそのまま使ったもので、内部には広尾線に関する展示もあります。広尾線には愛国駅、幸福駅という駅があり、愛国から幸福行きの切符が「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで販売されたことがありました。今でも広尾線代替バスを運行する十勝バスが愛国から幸福までの乗車券を売っています。その代替バスに乗って、2時間以上、十勝平野を北上し、延々と広がる畑、かつての国鉄駅の前に碁盤目に広がる町並みなど、アメリカ大陸を小型にしたような風景の中を進んでいくと、広尾線の起点だった帯広駅に着きます。中学校時代の友人夫妻が帯広の隣町に住んでいるので、久しぶりに一緒に食事をしました。

 翌朝、帯広のグリーンパークを散歩した後、JRで西に向かいます。日本三大車窓に数えられる狩勝峠を越えて、幾寅という小さな駅で途中下車。南富良野町にあるこの駅は、映画『鉄道員(ぽっぽや)』で高倉健が駅長を務めた「幌舞駅」として登場しており、駅舎では関連の展示がなされ、駅前には炭鉱夫の志村けんが暴れた「だるま食堂」などがあります。列車を途中下車したのは私ひとりでしたが、車やタクシーで訪れる観光客が大勢いるようです。「だるま食堂」はただのセットで、もちろん営業していないので、駅前のレストランでカレーを頼みます。鉄板の上でステーキを焼き、その上にルーをかけて食べる珍しいカレーで、ここの名物らしいのですが、猫舌の私にはちょっと辛いところ。その先、ラベンダーや『北の国から』で知られる富良野は前にも来たことがあるので、北海道のへそにあたるという「北海道中央経緯度観測標」だけ見、「フラノラベンダーエクスプレス」というリゾート特急で札幌に戻りました。

幌舞(幾寅)駅
幌舞(幾寅)駅
高倉健が列車を見送ったホーム
高倉健が列車を見送ったホーム
狩勝峠付近
狩勝峠付近
富良野は北海道の中心
富良野は北海道の中心

 用事のついでに襟裳岬でも見てくるか、という程度の感覚で旅程を組んでみたのですが、計算すると移動距離は2日で500kmほどにもなり、移動するだけでけっこう疲れました。道東に初めて足を踏み入れ、改めて北海道は大きいなあと感じた旅でした。あと、好天に恵まれたこともあって、北海道とはいえ、結構暑かった。。。


更新情報  YAGOPIN  2005/07/23 23:15

 日光街道の第3回目を掲載しました。文章を書いているときに大きな地震があったのでびっくりしました。


急遽パソコン購入  YAGOPIN  2005/07/14 02:16

 9日の土曜日の夜、パソコンの調子が悪いので、再起動しようといったん電源を落としたところ、なんとそのままWindowsが立ち上がらなくなってしまいました。セーフモードにしてもダメで、メーカーに問い合わせても、リカバリするしかありません、とのこと。それを聞いた瞬間、目の前が真っ暗になりました。リカバリしてしまったら、パソコンは元に戻っても、ここ6年間のデジカメの写真を始め、中のデータはすべてパーになってしまいます。ろくにバックアップを取っていなかったことをいまさら悔やんでも遅すぎます。

 しばらく悩んだ結果、いくらなんでもハードディスクの中に入っているデータをまったく取り出せないというのもナンセンスで、何か方法があるはず。そろそろパソコンを買い換えようと考えていたこともあるので、思い切って新しいパソコンを買ってしまい、今のパソコンはデータを取り出す方法が見つかるまでそのままにしておくことにしました。

 早速、日曜日に買ってきたパソコンは、また富士通に戻ってFMVデスクパワー。スペックが上がったのはもちろん、画面が17インチになって劇的に明るくなったことと、DVDが書き込めるようになったこと、キーボードとマウスがワイヤレスになったこと、テレビがすぐにつけられるようになったこと、あたりが今のパソコンからの進歩でしょうか。

 で、もとのパソコンに入っていたデータですが、取り出す方法は本屋であっさり見つかりました。WINDOWSを使わず、KNOPPIX(クノーピクス)というソフトを使ってパソコンを立ち上げるという方法で、この方法ならリカバリをする前にほぼすべてのデータを新パソコンに移すことができそうです(外付けハードディスク経由)。あきらめてデータを消さなくて本当に良かったと思います。そして、やっぱりバックアップは基本中の基本ですね。


サイトのメンテナンス  YAGOPIN  2005/07/02 15:03

 7月になりました。この「日々のできごと・思うこと」のページは3ヶ月ごとに区切っているため、1月・4月・7月・10月の初めには、それまでに書かれた内容を新しいページに移し変える作業が出てきます。合わせて地名索引やサイトマップの更新、それと毎月の頭に行っている「今月の写真」の入替えや訪問者数の確認などもあるので、3ヵ月ごとの月初めはサイトの定例メンテナンス時期ということにしています。なかなか面倒くさいのですが、こうやって定期的に手を入れてやることがサイトを長続きさせる秘訣にもなっているのかなと思います。(ブログにすれば管理は楽なんでしょうけど…。)

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