YAGOPIN雑録

日々のできごと・思うこと

鋸山より浦賀水道

● 2006年7月~9月



迷惑書込み対策  YAGOPIN  2006/09/30 01:30

 先日来、迷惑書込み対策として、メールアドレス欄とホームページ欄をなくし、アダルトサイトへのリンクが貼れないようにしたのですが、今度はタグを使って本文中にリンクを入れられるようになりました。しかたないので、本日よりタグの使用も全面禁止にしてみます。通常の書込みの方で太字にするとか、色を変えるとかしている方もいないようですし、私自身は管理者ページからタグつきの書込みができるので。しかしこのいたちごっこ、いったいいつまで続くのやら。


カウパレード  YAGOPIN  2006/09/27 23:30

 今月、丸の内でカウパレードというイベントが行われている。アーティストがペインティングした等身大の牛の模型65体が丸の内の道路わきやビルの中などにあちこち置かれている、というもので、終了時にはこれらの牛がオークションにかけられて、その売り上げが福祉団体に寄付されることになっている。なんでも1998年にチューリヒで始まり、今年は6カ国8都市で開催。東京は2004年から始まって今年で3回目なのだとか。サンフランシスコでハートのオブジェを町じゅうに置く、というイベントが行われているのを見たことがあったが、日本でも似たようなイベントが行われていたとは知らなかった。ちなみに後援・協賛が農林水産省をはじめ、なぜか牛乳関係の団体が多いのは、この牛の模型が乳牛をかたどったものとなっているからのようだ。

丸ビル前の牛
丸ビル前の牛

大多喜お城まつり  YAGOPIN  2006/09/27 14:54

 9月24日(日)、房総半島の中ほどにある大多喜町に行ってきた。

 徳川家康が江戸に入ったとき、安房の里見氏に対する備えとして、本多忠勝が10万石で入城したのがこの大多喜である。同時に、井伊直政は箕輪(のち高崎)12万石、榊原康政は館林10万石を与えられており、この3人を称して「徳川三傑」、さらに酒井忠次を加えて「徳川四天王」と呼ばれている。

 この日の大多喜では「お城まつり」が行われており、本多忠勝の行列が、今は千葉県立博物館になっている大多喜城から「房総の小江戸」と呼ばれる大多喜の城下町に向けてパレードしていった。

本多忠勝?
本多忠勝?
博物館になっている大多喜城
博物館になっている
大多喜城
大多喜城下町でのパレード
大多喜城下町でのパレード

深大寺  YAGOPIN  2006/09/23 23:12

 ゆきんこさん、こんばんは。私も愛知に2年いたのに犬山は行ったことがないんですよね。ラインくだりも犬山城も明治村もかなり行ってみたいんですが…。

 今日は、なんとなく蕎麦が食べたくなって、調布市の深大寺に行ってきました。深大寺は733(天平5)年、満功上人の創建になる、関東では浅草寺に次ぐ古刹です。隣には神代植物公園があり、ごく小さな滝が流れていたりして、周辺は東京とは思えないほど緑が多いところです。門前には名物の深大寺そば屋が立ち並んでいて、ちょっとした観光地ふう。今日は天気がよかったので、屋外に置かれたテーブルで新そばを食べてきました。

 ということで、国盗りはようやく10分の1を超えて「城主」レベルに格上げになりました。

元禄時代に建てられた深大寺山門(薬医門)
元禄時代に建てられた
深大寺山門(薬医門)
深大寺そば
深大寺そば

近況報告!?  ゆきんこ  2006/09/20 23:11

こんばんわ。まだまだ蚊が多くて嫌になります。
「ケータイ国盗り合戦」、面白そうですね。
昔、携帯で各県や地方に行って接続をすると、ご当地きゃらがもらえる、といってやっている友達がいました。

鵜飼はすてきでした。反対側の船に乗っていたたくさんの幼稚園児(と思われるちびっ子)が、鵜に向かって「がんばれぇ、がんばれぇ」と一生懸命応援していたのがほほえましかったです。ラインくだりも含めて犬山をじっくり回ったのは初めてですが、身近な地域も見直してみるべきだな、と思いましたよ。
中村屋は8月の土日に行ったにもかかわらず、二人で行ったのですが、貸切でした!たぶん、メインとなる近江八幡から少し離れているせいでしょうね。そのせいか、なかなかガイドブックにも載っていませんでした。本屋で立ち読みをしたのに、一冊も見つけられず!なので、観光目的よりも宿場町をめぐってみたり、街道を歩くのを楽しみにしている方が主ではないかな、と思います。
(地元ローカル雑誌の特集でたまたまみつけ、近江牛を食べたく・・・選択をしました)

忙しい流れが9月も続き、気がつけば終ろうとしています。まだまだ先ですが、11月の連休を目指して、どこに行こうか狙いを絞っているのが、今の「おでかけ」に対する楽しみです。


効果ないかもしれませんが…  YAGOPIN  2006/09/19 11:35

 下にも書いたように宣伝目的の迷惑書込みが跡を絶たないので、一時的にメールアドレスとURLの書込みができないようにしています。


下田街道  YAGOPIN  2006/09/12 14:25

 先日「ケータイ国盗り合戦」というゲームがあることを知って、さっそく始めてみた。北海道から沖縄まで300に分けられた「国」に実際に行って、携帯電話の位置情報を送信するとその「国」を盗ることができる、というもの。7月から10月までの限定開催でもっと早くから始めなかったことが心底悔やまれる。

 さて、そうなるとどこか遠くに行きたくなるのは当たり前で、先週末は急遽伊豆まで行ってきた。新幹線の中でパケット代も気にせず「国」を盗り続け、三島で伊豆箱根鉄道に乗り換えて伊豆市の修善寺に着く。リュックの中には前日に本屋で買い求めた川端康成『伊豆の踊子』と、ついでにインターネットで探してきた石川さゆりの『天城越え』の歌詞を書いた紙切れ。ここから『伊豆の踊子』と『天城越え』の舞台になった下田街道をバスで下っていくというのが今回の旅のテーマである。わさび田の中にある浄蓮の滝を見上げ、天城峠のつづら折りの坂を登って、重要文化財の天城隧道へと入っていく。「暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた。(『伊豆の踊子』)」 1901(明治34)年に開通したこのトンネルは今も川端康成が通ったときそのままの風情を残していた。

 歌のとおりに浄蓮の滝、つづら折り、天城隧道、と来た。寒天橋を渡って、二階滝(にかいだる)のバス停から再びバスに乗る。とぐろを巻いて下っていく七滝ループ橋を過ぎ、大滝(おおだる)を見上げる七滝温泉に入ってから、河津浜へとたどりついた。ここからは伊豆急行の電車で下田へ。9月でも泳げる白浜海岸に立ち寄ってから特急「踊り子」で東京へ戻った。

浄蓮の滝
浄蓮の滝
『伊豆の踊子』文学碑
『伊豆の踊子』文学碑
天城隧道
天城隧道
白浜海岸
白浜海岸

毎日のように…  YAGOPIN  2006/09/06 23:07

 このごろこのコーナーに変な宣伝目的の書き込みがやたらに書き込まれている。8月・9月で30件以上あるので、ほとんど毎日といった感じである。毎日消すのめんどうなので、できればやめてほしいんですが。


Re: こんばんわ  YAGOPIN  2006/08/21 01:51

 ゆきんこさん、こんばんは。お久しぶりです。

 安土城は入場料とられるようになっちゃうんですか!? 建物に入れないのに入場料とられる城跡って他にないんじゃないかなぁ。武佐には行ったことはないのですが、なかなかよさそうなところですね。中村屋のように江戸時代から続いている旅籠も旧街道沿いにはときどきありますが、今は主にどんなお客さんが泊まっているのかちょっと不思議です。やっぱりゆきんこさんのように観光目的の方が多いんでしょうか。

 掛川は江戸城を築いた太田道灌の末裔が最も長く城主を務めているのに、すっかり山内一豊に主役を取られてしまっていますね。珍しく御殿が現存している城で、天守閣も木造で再建されていますから、お城だけでもそれなりに見る価値のあるところです。


こんばんわ  ゆきんこ  2006/08/20 21:36

こんばんわ、YGOPINさん。お久しぶりです。なんだか忙しくなりまして、パソコンを開く暇もあまりなく、本当におじゃまするのがひさしぶりです。
今年の夏は念願の安土城址に行ってきました。秋から入場料をとるようになるそうですね。石段の途中から振り返って、見える風景がとてもすてきでしたよ!中村屋という中仙道・武佐宿の宿にも泊まってみました。
あと、ついでに長浜にもいって、一豊・千代博覧会も行ってきました。大河ドラマの波に乗って、今度は掛川まで行ってみようかな、と。
ちなみに、今年は忙しくてそれ以外に遠くに行けません。なんとかやりくりをして明日、仕事が終わりしだい、犬山の鵜飼を見に行ってきます。
それでは


花火  YAGOPIN  2006/08/14 01:53

 12日土曜日の予定だった東京湾の花火大会が延期になって、13日日曜日の開催となった。これなら少しはすいているかもしれないと思い、急遽出かけることにする。ネットで調べたところ、晴海の打上場所から2kmほど離れた佃島あたりまで行けば、場所とりなしでそこそこ見ることができそうだ。

 有楽町線の月島駅で降りて、佃島あたりをぶらぶら散歩し、打上げ10分前に佃公園に到着した。ビニルシートを敷いてスタンバイしている人も多少はいたが、全般に地元の人が中心のようで、さほど混雑しているという感じではない。見え方は下の写真のとおりで、低めの花火はほとんど見えないものの、高くあがる花火はまずまずの見ごたえである。少し下流に移動するとライトアップされた勝鬨橋も花火と一緒に見える。

 実はこの花火を見に来る前に表参道の太田美術館で開催中の「江戸の花火」展を見てきた。浮世絵に描かれた江戸時代の花火を解説したもので、それによれば江戸時代に花火はせいぜい10mほどしか上がらなかったという。10mといえばせいぜい3階建ての建物程度にしかならないが、そんな花火でも一目見ようと多くの見物客が両国橋を埋め尽くし、川面には多数の屋形船が浮かんでいる。今の花火は数百mの高さまで上がるので、少しくらい離れても見事な花火をゆっくり鑑賞することができ、花火を見ることのできる人口もかつてとは比較にならないくらい多くなったことだろう。

 ところが、花火の高さが高くなっても、花火が見えなくなってしまう別の要因が現代には存在する。東京湾花火見物の穴場的存在だった佃島周辺では、現在、ちょうど花火が見える方向に地上58階建ての超高層マンション「東京タワーズ」が建設中なのだ。今はまだ建物がさほど立ち上がってきていないので、クレーンの上に花火が見えているが、来年からはおそらくここからはほとんど花火が見えなくなってしまうと思われる。景気回復もあってかこのところ東京ではあちこちで新しい高層ビルが続々と増えており、そのうち隅田川や東京湾など都心部で行われる花火大会はよほど近くまで行かない限り見えなくなるのではないかと少し心配である。

佃公園より(右は聖路加タワー)
佃公園より(右は聖路加タワー)
勝鬨橋と花火
勝鬨橋と花火

日光街道  YAGOPIN  2006/07/22 00:51

 日光街道の第6回を掲載いたしました。小山宿から雀宮宿までです。宇都宮市に入り、もうだいぶ終点が近づいてきました。あと3回くらいで完結するかな?


三連休  YAGOPIN  2006/07/17 21:59

 15日土曜日、新幹線で広島に向かい、定番の「お好み村」で広島風お好み焼で昼ごはん。原爆ドームだけ見た後、広島バスセンターから高速バス「別府ゆけむり号」に乗車して九州に向かう。といっても、このバス、そのまま高速道路を別府まで走るのではなく、途中、山口県周南市の徳山港から大分県国東市の竹田津港まではバスごとフェリーに乗船してしまう。昨年12月に走り始めたばかりのルートで、他に途中フェリー利用の高速バスというのは時刻表を眺める限りではなさそうである。時間的には高速道路利用とあまり変わらないと思われるが、フェリーに乗っている間は広い船室に移動するのでゆったりできて眺めもいい。周防灘を2時間かけて横断し、竹田津港に到着したのは夕方。別府には向かわず、ここから路線バスに乗り換えて隣の伊美港に行き、ふたたび別のフェリーに乗り込んだ。20分ほどで周防灘に浮かぶ姫島に到着する。ここが今日の宿泊地となる。

焼きそばの入った広島風お好み焼
焼きそばの入った
広島風お好み焼
バスごとフェリーへ
バスごとフェリーへ

 『古事記』で、イザナギノミコトとイザナミノミコトが生んだ14の島々のうち、12番目に生んだ「女島」がこの姫島ということになっている。特産品はカレイや車エビなどの海産物。夕食には車エビが3匹も出て、2匹は塩焼きだったが、1匹生きたまま食卓に供された。タイの尾頭付きがうどんの上に乗った郷土料理の「鯛めん」も美味しくいただく。翌16日の朝は、姫島に伝わる「七不思議」のいくつかを回ったり、海水浴場でしばらく泳いだりしてから、島を後にする。バスで国東半島を西南に進み、半島付け根の豊後高田市で昼食を取る。ここは最近、昭和30年代をイメージした町並みが観光名所になっており、古いダイハツミゼットが商店街を駆け抜ける。わりとどこにでもありそうな古びた町並みなのだが、それをちょっとした工夫で有効活用しているのは面白いと思う。豊後高田から再びバスに揺られ宇佐八幡へ。全国に数万社ある八幡神社の総本宮である宇佐八幡(宇佐神宮)には、上宮と下宮のそれぞれに応神天皇(八幡神)、比売大神(ひめのおおかみ)、神功皇后の三柱を祀る3つの社殿(御殿)がある。さすがに境内は広大で、八幡造の社殿は国宝に指定されている。神社の参拝形式は、通常2拝2拍手1拝だが、宇佐神宮は出雲大社と同様、2拝4拍手1拝の独特の参拝形式でお参りする。

姫島の海水浴場より対岸の国東半島を望む。
姫島の海水浴場より
対岸の国東半島を望む。
豊後高田昭和の町
豊後高田昭和の町
宇佐神宮勅使門
宇佐神宮勅使門
スターフライヤーA320(北九州空港にて)
スターフライヤーA320
(北九州空港にて)

 宇佐駅からはJRで北九州市の八幡に至り、角度の急なケーブルカーとリフトを使って皿倉山に登る。山頂からは、スペースワールド、洞海湾に架かる若戸大橋など北九州市を一望できるほか、関門海峡、関門橋を経て本州まで見渡すことができる。市内に宿泊し、今日17日海の日は、今年(2006年)3月に開港した新しい北九州空港から黒い機体と黒い革張りのシートが特徴のスターフライヤーの飛行機に乗って東京まで帰ってきた。

皿倉山からの眺望
皿倉山からの眺望

アクセス数  YAGOPIN  2006/07/01 01:37

 いちおうこのサイトにはトップページにアクセスカウンタがついているので、毎月1日ごろにアクセス数の確認をして、月平均のアクセス数を算出することにしている。その結果をとりまとめたのが下のグラフ。

月別日平均アクセス数

 2002年12月から数値が跳ね上がっているのは、Yahoo!の登録サイトになったからなのだが、その後の変動要因がはっきりとは分からない。2003年の1年間は乱高下が続いて、2004~2005年はおおむね1日7~8件程度のアクセス数に落ち着いた。大きな変化があったのは、昨年(2005年)の10月からで、いきなり1日4件台のアクセスに下がって、その後はそのまま4件台で安定している。サイトの内容はほとんど変わっていないので、外的な要因によることはおそらく間違いなく、Yahoo!の検索結果の表示方法が変わったとか、そういったようなことなのではないかと勝手に推測している。昨月(2006年6月)のアクセス数は1日平均4.8件。アクセス数が増えるのも良し悪しだと思うし、このくらいのアクセス数で十分満足しているのだが、アクセス数が減った昨年秋くらいから、この「日々のできごと・思うこと」のページへの(私以外からの)書き込みまでぱったりとなくなってしまったのはちょっぴりさびしい(たまに宣伝目的の書き込みが入っているのだが、これらはもちろん即座に抹消している。)。

 現在のURLになってからリンク元(どこのリンクをたどって来てもらっているか)も分かるようになり、トップページへのリンクは13%がYahoo!カテゴリ(東海道五十三次)からで一番多く、9%がその他のリンク元(3種類あり、それぞれ4%、3%、2%)、4%が当サイトの別のページからのリンク、2%がYahoo!検索、残り72%は不明、となっている。Yahoo!以外の検索エンジンからの来訪が数字に表れていないので、もしかするとこの「不明」の中にそうしたものが混じっている可能性もあると思うが、しかしおそらくこの「不明」の多くは「お気に入り」などに登録していただいているリピーターの方だろうと思っている。7割が友人などのリピーター、1割強は東海道歩きをしている方がYahoo!カテゴリからやってきて、残りは偶然このサイトにたどり着いた方、まぁだいたいこんな感じなのだろう。

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