YAGOPIN雑録

日々のできごと・思うこと

山陰本線から見る日本海

● 2003年4月~6月


YAGOPIN - 03/06/08 23:34:34

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手書き文字をホームページに載せてみました。


YAGOPIN - 03/06/08 21:48:22

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 私は大学時代、自転車通学をしていたのですが、その当時の自転車は既に粗大ごみになってしまい、豊田市に住んでいたときに買った自転車も坂の多い東京に引っ越してからほとんど乗ることがなく、ある日、気がついたら自転車置場から消えうせていました。その後、自転車を買うことはなかったのですが、梅田で折りたたみ式の自転車を1万円で売っていたのが気になって、今日ついに購入してきました。

 梅田で自転車を買ったので、自分の寮までこいでこないといけません。私の住んでいる北摂地方には、かつて大阪高麗橋から京都の亀岡へ向かう亀岡街道が通っていたので、ずっと旧街道のルートを探しながら帰ることにしました。大阪のすぐ近郊にあるというのに吹田市・茨木市あたりは江戸時代の道標や古い民家がかなり残っており、旧街道らしい景観が各所で見られました。

 淀川は長柄橋(阪急千里線の近く)で渡ったのですが、そのまま淀川沿いを走っていくと、淀川大堰と水管橋があり、それから城東貨物線の鉄橋があります。ところがどうもこの貨物線の橋を何人かの人が歩いているようなのです。私もタイに行ったとき、クワイ川にかかる鉄道の橋を歩いて渡ったことがありますが、ここはタイではありません。いくら本数の少ない貨物線だからといってももし列車が来たら轢かれてしまいます。

 で、近くまで行って見てみると、この貨物線は単線なのですが、鉄橋は複線分あり、使わないほうのスペースが歩道として使われていて歩くことができるようになっているのです。なーんだ。しかし、列車用の、しかも相当長い鉄橋を歩いて渡れるというのはほかでは聞いたことがなく(廃止された線路では横浜の「汽車道」がありますが)、市販の地図にも人が歩けるとは記載されていないようなので、とても珍しい存在なのではないかと思います。

 「赤川仮橋」という銘板が取り付けられていたので、ネットで検索してみましたが、どうもこの橋は城東貨物線の旅客化・複線化にともなって鉄道専用になってしまうようです。今回は眺めただけで終わってしまったので、歩くことができるうちにもう一度行ってみようかと思います。

赤川仮橋
赤川仮橋

YAGOPIN - 03/06/03 00:08:38

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 日曜日、大学時代の友人が大阪に来たので、町をひととおり案内する。自分も行きたいと思っていたポイントをちゃっかり織り込んで、住まいのミュージアム→天神橋筋商店街→OAP→大阪城公園→アクアライナー(大川遊覧船)→御堂筋→道修町→堺筋線→住友銅吹所跡→安井道頓碑→黒門市場→日本橋電気街→なんば→法善寺横丁→心斎橋筋と大阪中を歩き回った。

 その途中、こんな表示が、ある銀行の自動ドアに書かれているのを見つけてびっくりしてしまった。「UFJ銀行 日本一支店」。

 最初はいたずらされて文字の一部を削り取られたのかと思ったが、そのすぐ先の三井住友銀行も大真面目に「日本一支店」を名乗っている。大阪では天神橋筋六丁目を天六、谷町四丁目を谷四などと略すが、日本橋一丁目も同様に略されて「日本一」となってしまうのであった。

 うーん、なんか「日本一支店」に口座を持ちたくなってしまったぞ。


YAGOPIN - 03/06/01 01:37:12

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 5月の来訪者数を計算するため、さっきカウンタを見たら4996人目になっていました。HP開設5年近くたってようやく5000人を超えられそうです(さて5000人目はどなたでしょう??)。


YAGOPIN - 03/05/11 10:40:21

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 HP作成の目的は何かと問われれば、実は自分の備忘のためというのが一番で、それから友人・家族への近況報告、そして偶然このページにたどり着いてしまった人に対しても何かしらの情報を提供できるように、というような感じになるだろうか。つまりはもともと自己満足の性格が強いページ(個人のHPは多かれ少なかれそうなのだろうけど。)で、なかなかインタラクティヴ(相互作用的)なページにはならないのだが、開設から5年近くたって、中身はともかくページの数だけはだいぶ充実してきたと思う。

 そして、さらに調子に乗って、今回、iモード版の「YAGOPIN雑録」というのも作成してみた。今のところ表紙だけだが、今後はPC版の内容の一部をiモードでも見られるようにしていく予定。iモードでわざわざ僕の近況や旅行記を読みたい人はまずいないと思うのだが、念のためURLはhttp://mobile.geocities.co.jp/yagopin/(パソコンからは見られません。)。

iモード版「YAGOPIN雑録」
iモード版「YAGOPIN雑録」

YAGOPIN - 03/05/10 23:22:33

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 ゴールデンウィークは熊野古道を歩いていた。熊野三山への参詣の道であった熊野古道には、大阪から和歌山県田辺市に向かう紀伊路、さらに田辺から海沿いに新宮に続く大辺路、田辺から山を越えて本宮に至る中辺路、高野山から本宮への小辺路、吉野から本宮への大峯道、伊勢神宮から新宮への伊勢路などがある。今回歩いたのは中辺路(なかへち)のごくごく一部であるが、それでもけっこうな山道でとても疲れた。

熊野古道
熊野古道
古道からの風景
古道からの風景

 院政期には後白河上皇の32回を最高に白河上皇、鳥羽上皇、後鳥羽上皇といった当時の最高権力者が何度も何度も熊野神社を訪れ、その際にこの道を行き来している。なぜ上皇たちはこんな山道を通ってそれほどまでに熊野参詣に固執したのか。よくは分かっていないようだが、現世においてすべてを手に入れた上皇たちが来世での極楽往生を願ったのではないかとも考えられている。熊野の神・ケツミコノミコトは黄泉国との関わりが深いスサノオノミコトの別名であり、阿弥陀如来の化身ともされているのである。

 その晩は川湯温泉に泊まり、翌日はジェット船で瀞峡へ行く。新宮と勝浦温泉にも寄って大阪へ帰った。

熊野本宮
熊野本宮
瀞峡とジェット船
瀞峡とジェット船

YAGOPIN - 03/04/20 23:01:31

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 去年の秋、北海道に行ったときに買ってきたワインが流し台の下から発見され、喜びのあまり思わず1本開けてひとりで飲み始めてしまう。つまみはいわしの缶詰。誰かのみやげにするか、友達の家で飲むときに持っていこうと思って買ってきたのだが、いまごろこんなシチュエーションで飲むことになろうとは、予想だにしなかった。


YAGOPIN - 03/04/16 00:34:30

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 月曜日、2年4ヶ月ぶりに携帯電話の機種変更をした。初めてPHSを持ったのが96年の8月、当時はNTTパーソナルだった。翌年の夏に携帯電話(DoCoMo N203)に替え、2000年の12月にP502iにして、今回はP251isという機種である。ついにカメラ付き携帯となった。ちなみに初めて撮った(撮られた)記念すべき1枚は、下の写真。

iショット1枚目
iショット1枚目

YAGOPIN - 03/04/12 23:28:23

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 ヨドバシカメラに行くついでに大阪造幣局の桜の通り抜けに行ってきた。造幣局の桜の木は津藩・藤堂家の蔵屋敷跡から移植したもので、1883(明治16)年に当時の造幣局長の発案で一般開放されるようになり「通り抜け」として親しまれるようになったという。約300種といわれる桜のうち、ここには120種が集まり、色や枝ぶりや花のつき方が異なるさまざまな桜が見られる。白い花の「白妙」や黄緑の花が咲く「鬱金」。ここ以外ではめったに見られないという「大手毬」という品種や豊満な花のつき方からそう名づけられたという「楊貴妃」など。桜といえばなんだかんだ言ってもやっぱりソメイヨシノが一番と思っていたが、これだけいろいろな桜を見ると、なんだか普通のソメイヨシノがつまらなく見えてしまうほどである。

珍種「大手毬」
珍種「大手毬」
黄緑色の花が咲く「鬱金」
黄緑色の花が咲く「鬱金」

YAGOPIN - 03/04/09 00:27:40

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 なぜか切符が手に入ったので、今日は、仕事を早仕舞いして上司・同僚と甲子園へ野球を見に行った。中日対阪神。甲子園の初戦らしい。

 スタンドは阪神ファン1色で、外野の一部分に中日の応援団が固まっているという様相。試合は、阪神が1点先制したあと、中日が4点取り、1対4のまま進んだ9回裏、4番濱中が3ランを打って阪神が追いつく。夜になって気温がだいぶ下がってきたのだが、球場は大興奮状態で「こら、あほんだら、かえってまえ。」などと中日ベンチに叫ぶ人やフェンスに駆け寄って警備員に制止される人など、試合もさることながら、周囲の阪神ファンを見ているのもまた面白かった。

 特にどちらのファンでもない僕も、今日はとりあえず俄阪神ファンになって、阪神を応援していたのだが、試合は延長11回に中日が2点勝ち越して、中日の勝ち。しかし阪神ファンの人々は、負けてもそれほど落胆した風でもなく、濱中の3ランの批評などしながらわりと満足げに甲子園を後にしていくのだった。


YAGOPIN - 03/04/06 23:38:13

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 いい天気だったので友人と京都に花見に行く。もともと水運による産業振興のために造られた蹴上のインクラインは今はすっかり花見の名所となっている。琵琶湖疎水沿いに南禅寺へ向かい、南禅寺の塔頭である聴松院というお寺で名物の湯豆腐を食べ、哲学の道を銀閣まで北上する。銀閣は、庭園はきれいだったのだが、銀閣そのものは、なんとなく外壁や室内が荒れてしまっている感じがした。

インクライン沿いの桜
インクライン沿いの桜
南禅寺
南禅寺

 京都も中心部はビルやマンションが町並みを虫食いしていって、風情が損なわれているが、このあたりは東山を借景にして、京都らしい落ち着きを保っている。どこもかしこもめちゃくちゃに混んでいたが、やっぱり京都はいいなあと思ってしまうのである。

いい天気
いい天気
銀閣
銀閣

YAGOPIN - 03/04/06 01:17:55

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 気がついたら桜が満開になっていた。通勤途中に花を見ている余裕がなかったからかもしれないが、なんとなく今年は3分咲きや5分咲きの桜を見ることなく、いきなり満開の桜を目にしたような印象がある。昨日今日とあいにくの雨で花もだいぶ傷んでしまったが、大阪市内で用事を済ませるついでにちょっと花見をして帰ることにした。

 大阪で桜を見るのは初めてのこと。東京にいれば、桜の咲いているところなんていくらでも思いつくのだが、大阪だとどこで花見をしたらいいのかまったく見当がつかない。まあ、でも、桜を植えるのは公園か川べりと相場は決まっているので、大川べりを歩いて大阪城公園まで歩くことにした。このエリアには「桜の通り抜け」で有名な大阪造幣局もあるが、ここの桜は八重が中心らしいので、今年の開放期間はもう少し遅く、4月の11日から17日までだそうである。

 桜ノ宮という地名のとおり、大川べりは両岸とも桜で埋め尽くされていた。今日は花冷えの1日で、午前中は雨が降ったために花見客も少なくて歩くにはちょうどよい。商売あがったりという感じの屋台でたこ焼きを買って食べながらぶらぶら歩く。桜越しにOBP(大阪ビジネスパーク)の高層ビルを眺めつつ、大坂城京橋口に到着。既にあたりは薄暗くなってきており、天守閣がライトアップされている。桜ノ宮あたりから遠望すると周囲のビルに隠れて小さく見える大阪城だが、近くで見ると相当大きく感じられる。再建天守閣とはいえ、 70年以上も建っているとそれなりに風格も出てきて桜の花がよく似合う。今日は三の丸庭園の夜桜も見られるようになっていたようだが、花粉症気味なので天守閣周りだけ歩いて帰ってきてしまった。

大川と桜とOBP
大川と桜とOBPのビル群
ライトアップされた大阪城
ライトアップされた大阪城
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